こんにちは。天白区平針南の飯野歯科です。
先日、【0歳からの口腔育成講演会】を聴きました。皆さんにも再確認して頂けたらいいなと思うところを抜粋します。

赤ちゃん👶は、生まれたすぐから、反射的に哺乳を行って栄養摂取しますよね。
人間も、犬も、猫も哺乳類は皆同じ。
でも、次に、『食べる』機能は自分で獲得していくんです。
『食べる』機能は、自分で食べるための、目と手と口の協調運動を学んで
いく過程にある機能です。
　　　　　　　　　　　　　　(向井美恵先生　講義資料より)

自分で食べ物を口に運んで、よく噛んで飲み込む事って、大人になれば普通にできて、練習なんてしなかったんじゃないの？と思いがちですが、イヤイヤそこは大人の努力が大きいわけで…
離乳食の形態を変えていったり、ストローからコップに変えたり、「カミカミ、ごっくんね」と声を掛けたりしてもらって、ちゃんと食べられるようになったんです。
幼児のうちは、まだまだ練習段階。大人と同じものが何でも上手に食べられるわけではありません。

【上手に食べられる＝正しく摂食し、咀嚼し、嚥下する】
　　　　　　　　　　正しく口に運んで、ちゃんと嚙めて、飲み込める
ただし、成長のスピードには個人差が大きいです。ゆっくり見守りましょう。
ご家族が、お子さんの食べる様子に違和感を感じることがあったら、歯医者を訪ねてくださいね。
一緒に成長を見守らせていただいたり、少しの機能訓練方法をお伝えしたりできますので。

飯野歯科院長　飯野新太郎